いってらっしゃいませ

ここのところ、うずいていた欲求。
「コーヒー(あわよくば美味いやつ)をお店で飲みたい」
なぜだかはよくわからないが、大方めんどうくさいからでしょう。
飲みたいのに淹れたくない。お手上げですね。
でも、なんか、ちょっと、元気が出ないのよ。
なので、ようやく今晩友人を誘って、夕食後にぷらっと出かけてみた。(夕食後というのが大事です)

この友人は小学生からの仲で、唯一交流が途切れなかった人。
私とはまるっきり違う人格、趣味、嗜好であるにも関わらず、ここまで続いたのはなぜでしょうかね。
まあ、波風が何もなかったわけでもなく、けんかもしたり、関係が危うくなったり、近くに住んでいながらしばらく連絡を取らないことも多々あるけれど、どういうわけか続いてきた。
簡単に言えば、全てオープンにできるというのがかなり大きいと思う。
彼女は、自分のこと、そして自分の身に起きたことのたいがいを話してくれる。
傍から見れば、どうなの、それは?ということも(多々)あるが、それを含めて彼女だと受けとめられている。
何よりもありがたいのは、そのおかげで私がいい人でなくても済むことだ。
そして、どんなことを言ったとしても、とりあえず受け入れてくれる。
いろいろ意見されることも多いし、悪い誘惑を仕掛けてきたりするのですが。
そしてそして、よい加減に、ほっといてくれる。
女の友人関係特有の、自分以外の友だちへの変なジェラシーとは、お互い無縁です。
極めつけには、夜遅くに「これからコーヒーを飲みに行こう」なんて言っても、あっさり引き受けてくれる。
ありがたきことです。お互い、暇してるってのもあるけどね(嫌味)
体も大きめですが、懐もかなりでかいです。(ほめているの)
なぜ、彼女とのことをこんなに長々と書いたかと申しますと、そんな友人がとうとう地元を出ることになりまして。
もちろん、行ってこいという気持ちが9割です。
現代は離れていても、つながる手段はたくさんありますから。
でも、こんなふうにどこかに行けなくなるのは、やはりさみしいですね。

しかし、その子の実家の空いたポジションに私が居座ろうかなあと、もくろんでいる単純な私です。