スラムダンク

何の気なしにテレビを見ていたら、竹内兄弟を取り上げた番組が始まった。
双子ってどんな感じなのかね。自分と同じ顔がもうひとつ。
ちょっと想像つかないな。
で、竹内兄弟はもともと弟が中学でバスケをはじめて、兄は卓球部に入ったそうな。
まあ、違うことしたいよね。
でもあるマンガに出会って、兄もバスケの魅力に気付いた。
それはもちろん「スラムダンク」。バスケやってて知らない人はいない。よね。
かくいう私も、まさにリアルタイムのスラムダンク世代で、私もこれを見てバスケを始めたようなものだ。

私は高校3年間、毎年、年が明けて初日の出が昇るまでの間、スラムダンクを1巻から最後まで読み直した。暗いやつですね。
あのマンガのストーリーはどうがんばっても現実には起こりえないことだらけだと思う。こうだったらいいなっていう作者(や読者)の想いがとても大きい。
でも、たとえそうだとしても、私に多大な勇気とやる気を与えてくれるものだった。
読み終わって、朝日を見ながら「今年もやるぞ」と誓う。
あのときの私にとって、バスケがすべてだった。(多少、恋もしたけどさ)

最近また、スラムダンクを読み返してみた。
もう何年も読んでなかったのに、やっぱり感動して、涙出たりする。すごいな。
今のバスケ少年・少女もこのマンガを読んでいるのかなあ。