最近よく感じています。私、第二次ワタシになりつつあると。私は小さい人間のくせに立派にみせよう、真面目で正しい人にみせようって虚勢を張って生きてきました。でもそれはあくまで自己満足の偽善なので、しょっちゅう行き詰まり、勝手に苦しんでいた。きっとそういう私の偽善に傷つけられて悲しい思いをしたり、私の前から去っていった人もたくさんいたんだろうな。でも私は周りの人のそういう思いや態度を、自分の非ではなく「周りがわかってくれない」と思っていたんです。
でも大学生活が私を変えてくれました。そういう自分をちゃんと拒絶してくれたんです。その当時はかなりへこみ、気にしすぎるという性格も手伝って自己嫌悪の嵐を巻き起こし、かなり辛かった時期も正直ありました。でも今だから言えるんだけど、それでよかったんだ。私の大学生活は人に自慢できるようなものじゃとてもないけど、あのだめな毎日が自分を楽にさせてくれたと思う。と同時に、人をありのまま受け入れようという寛容な心を生んでくれた。だめだったから見えたこともある。そう思えるようになれた。まだまだ未熟なところはもちろんあるけど、これはかなりの進歩です。
そして何よりありがたいのは、こんな私を受け入れてくれる人たちがいるということです。けしてたくさん友人がいるわけではないけど、人数では計れないいろんなものをもらっています。私はみんなが必要だ。そして私も受け入れられる人でいたい。
何が言いたいのかわからなくなったけど、大学卒業して第二次ワタシが始まった。そんな気がしている今日この頃です。みんなちがって、みんないい。最高だよ。
あと「だめでよかった。おかげでぼくらやさしくなれた」ってすっごい名言だ、やっぱり。この言葉で救われる時、少なくない。
相方、家族・親戚、中高の友人、大学の友人、今まで私を受け入れてくれた全てのみなさん。この場を借りてありがとう。自分よがりにならないように、日々精進、がんばって生きていきます。