富弘美術館

mippu2006-06-25

相方と富弘美術館に出かけました。
妹がつい最近行って来たのだけど、買ってきたポストカードの中に椿を母にたとえて描いたものがたまたま入っていたんです。私の母が一番すきな花が椿でした。ほんとに気にし出したら、不思議な偶然は尽きないものです。
私自身は植物に特別な興味を持っていたわけじゃないけれど、このところ自然と大切に思えるようになってきて、庭に生えてる植物たちの生長も気になるし、仏前にはお花を欠かさないようにしています。洋服やアクセサリーを選ぶときも、花のモチーフのものをつい手にとっていて、本当に自分が自分でないような感覚です。
人って変わるものなんですね。

星野富弘さんは若いころに事故で、首から下が自分の意思で動かすことができなくなってしまいました。
このことについて私が軽々しく言えることは何もありません。
ただ富弘さんも道端に咲いている草花や大事に育てられた花たちからいろんなことを学び、そして救われたのかなと、そんなふうに思っています。
かつての母や今の私と重なるような気がして、久しぶりに美術館を訪れてみたくなったのでした。
リニューアルしてさらに過ごしやすい空間になっています。
自然に囲まれた美術館、いかがですか?