ひとりよがり

前回の内容はちょっとひどい。怒りを抑えたつもりが、怒りそのもので。お恥ずかしい。
冷静になると恥ずかしくなることは日常生活に多々あります。仕方ない。どんまい。

でも、考えてみたらありがたいことかもしれない。
人から疎ましく思われるようなことを自らやってくれてるんだから。皮肉ではなく本当にそう思う。
昔は「なんでこんな目に遭わなきゃいけないの」って何度も思ったものだけど、その回数が多い程勉強させてもらってると思えばこんなにありがたいことはない。彼女はワタシの変わりにその行いをしてくれている。彼女はワタシ。
『人の振り見て我が振り直せ』とはよく言ったもので。しかと勉強させてもらいます。
自分を不愉快にさせる人と出会ったときにどうすればいいか、自分が相手をなるべく不愉快にさせないようにするにはどうすればいいかを知るには、その経験を自分がするしか道はないようだ。
しかしそう考えると、ワタシにとって必要じゃない人なんていない?!大げさすぎ?でもそんな気がする。
道でただすれ違っただけの人も、一生出会わない人も、この世にいてくれるだけで何かを与えてくれる。
自分に幸福をくれる人だけが大事なように考えがちだけど、そうじゃない人もいてくれることが、むしろ人生を豊かにする。普段は全く思いもしないけど、世界を、生活を、シンプルに見ればそういうふうに思えてくる。

だからいいことも悪いことも必要。両方揃ってこそワタシ。いやはや。

あの腹立たしい人がこんなにたくさんのことを考えさせてくれたなあ。やっぱり感謝しよう。
こうやって立ち直って強くなって行くんだねえ。